DVIエンコーダモジュールの作成


25MHz毎に出力されるRGB各8bit計24bitをDVI形式の高速シリアル通信として出力する必要がある.
その際にDVIエンコーダモジュールを使用する.
今回は,実験ボードであるATLYSのリファレンスデザインとして提供されている
dvi_out_native モジュールをそのまま利用する.
dvi_out_native モジュール構成は下図のようになっている.
動作は以下の通りである.
  1. RBGの各8bitのパラレル信号をencoderモジュールによりDVI信号のルールに従って10bitにエンコードする.

  2. 得られたRGBの各10ビットを上位下位の5bitに毎に並び替え30bitの信号とする.

  3. convert_30_to_15モジュールで30ビットの信号を2倍の周波数で15bit毎に送り出す.

  4. serdes_n_to_1モジュールにより10倍の周波数でRGBの各5bitをパラレル-シリアル変換して送り出す.

  5. OBUFDSプリミティブでLVDSの差動信号として出力する.

  6. DVI用のクロックは別途作成しRGBのシリアル信号と共に出力する.
dvi_out_native の関連ファイルは,
cp -r ~kuga/jikken/dviout .
としてコピーし,すべてのファイルをプロジェクトに追加します.



参考文献
漆谷正義:“第5章 画像入力・表示系のバス/インターフェース規格,”インタフェース2009年9月号,pp.76-84,CQ出版社.


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