初めに読んでください


本実験を進めるにあたり、集積回路設計ツールとして「東京大学集積システム 設計教育研究センター(VDEC)」から提供されている以下のEDA(Electronic Design Automation)ツールを使用する。 また、末吉・飯田・久我研究室所有のEDAツールおよび設計教育環境を使用する。 以下、上記EDAツールを使用するために必要な設定や注意点等について述べる。

EDAツールの動作環境

使用するEDAツールは以下の計算サーバで動作する。
マシン名プロセッサ(OS)
calc1 Intel Xeon E5-2690 v2@3.00-3.60GHz (Red Hat 7.1)
calc2 Intel Xeon E5-2690 v2@3.00-3.60GHz (Red Hat 7.1)
calc3 Intel Xeon E5-2637 v2@3.50-3.80GHz (Red Hat 7.1)
calc4 Intel Xeon E5-2637 v2@3.50-3.80GHz (Red Hat 7.1)
したがって、各st端末から一旦計算サーバに
ssh にてログインし、EDAツールの画面を各st端末に表示する必要がある。
なお、負荷分散のために、学生番号の下2桁を4で割った余り+1のマシンにログ インする(例:01であればcalc2,04であればcalc1)。

通常使用する際の作業

実験作業手順の参照

実験作業手順はwebブラウザで参照する。Webブラウザはfirefoxである。
これは、必ずst端末で動作させること。計算サーバのWebブラウザを使用しない。
(計算サーバの負荷軽減のため。)

テキストエディタ

ハードウェア記述言語の編集などでエディタを使用する場合はst端末上のエディタ(例えばemacs, gedit, viなど)を使用すること。
(計算サーバではemacsは動作しない。)
また、ハードウェア記述言語によるプログラムやコマンド実行のためのスクリプト記述の際には漢字を使用しないこと(Webのサンプルには漢字を使用しているが、演習時には使用しないこと)。

EDAツールの表示

GUIベースのEDAツールは計算サーバで動作させ、画面をst端末に表 示する。このための手順は以下のように実行する。
st端末での手順
以下のようにsshコマンドにより、計算サーバにリモートログインする。
ssh -Y マシン名
コマンドで画面が表示されないという問題を回避するため、sshコマンド使用の際は -Y オプションを忘れないこと。また、初めて計算サーバにログインする際に、公開鍵をコピーしてよいかの問合せがあるが、これはyesと入力してよい。
計算サーバでの手順
計算サーバにログイン後は、環境設定のためのコマンドを毎回必ず実行する必要がある。
source ~kuga/setup/creative2018
これを行っていない場合は一切EDAツールが使えない。

EDAツール操作上の注意

全般的な注意


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