波形の表示


波形の表示には simvision コマンドを使用します。
% simvision
すると以下のような画面が現れます。

simvision.png (8.05KB)

まず表示すべき、シミュレーション結果の情報が含まれたデータベースのファイルを指定します。 SimVisionのDesign Browserウィンドウのメニューから "File -> Open Database" を選択するか、ツールバーの

ここで開くのは、シミュレーションを行ったディレクトリ内に生成された"waves.shm"というディレクトリ内の"waves.trn"というファイルです。開くと以下のように表示されます。

simvision_start.png (8.81KB)

Scope Treeに"alu_test"が表示されているので、これをクリックし、右上の"Signals/Variables of scope:"を"waves::alu_test"にします。 右側に観測可能な信号が表示されます。信号の一番上をマウスでクリックしそのまま下にドラッグすると、信号全てを選択できます。 この状態で右クリックをし、"Send to target Waveform Window"をクリックする、もしくはツールバーのtool_select2.pngをクリックします。

tool_select.png (12.1KB)

Strips として全ての信号が表示されるとともに、波形表示ウィンドウにシミュ レーション結果が表示されます。 simvision_result.png (20.4KB)

正しく動作していますか? 入力の変化と出力の変化に注目しておいてください。

以上が、シミュレーションの基本的な操作方法です。

ここでは 加算演算しかテストしていません。 同様にして テストしていない残り15演算についてもテストベクタを追加し全て正しく設計 できているかどうか確認して下さい。

なお、シミュレーションを終了する際には、波形表示ウィンドウ、シミュレー ションコントロールウィンドウ共に、メニューの "File -> Exit"を選択し て終了させてください。


以上で ALU の設計・シミュレーションは終了です。

8ビットALUを設計していた人は、シーケンサの設計に進みます。 レジスタの設計 に進みます。

プロセッサの設計を行っている人は、 レジスタの設計 に進みます。


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Last modified on Wed, 1998/04/22