FPGAへの実装


完成した構成情報をFPGAへ書き込むことにより、回路をFPGAに実装する。
下図のように、"Process" ウィンドウにおいて、"Configur Target Device" の 所でマウスの右ボタンを押してサブメニューを表示し、"Run" を実行する。



これにより、FPGAへ回路実装を行うためのプログラムである "impact" が起動する。
"impact" が起動したら、"initialize chain" を実行する。
これにより、FPGAボード上に搭載されているFPGAと構成情報を記憶するための EEPROMの2つのデバイスが認識される。

FPGAが認識できたら、FPGAのアイコン上でマウスの右ボタンを押し、 "Assign New Configuration File..." を選択して、前回までに作成した、 FPGAの構成情報ファイル"vending_cont.bit"を選択する。



ファイルを選択すると、以下のようなウィンドウが現れるが、これは必ず"NO"を選択する。



最後に、FPGAのアイコン上でマウスの右ボタンを押し、 "Program" を選択して、FPGAの構成情報ファイルをFPGAに書き込む。



ウィンドウ内に "Program Succeeded" が表示されれば正常に書込みができている。



次は、 FPGAに実装した回路が正しく動作するかどう かテストプログラムにより確認する。
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