組込みシステムの実装処理


設計した組込みシステムを実験ボード上のFPGAに実装する処理を行います。
はじめに,これまで作成してきたダイアグラムをハードウェア記述言語へ変換します.
下図のように, "Sources"の"Design Sources"の"life (life.bd)"所でマウスの右ボタンを押し, "Create HDL Wrapper..."を実行します.
次に表示されるウィンドウはそのまま"OK"を押します.
次に表示されるウィンドウで"rgb2dvi"モジュールの"aRst"と"SerialClk" が未接続であるとの警告が出ますが,これはそのまま"OK"を押して無視して構いません.



作成された"life_wrapper"がFPGAへ実装する最上位階層になります.現状では "rgb2dvi"が最上位階層になっているので,これを以下のように "life_wrapper"の所でマウスの左ボタンメニューから"Set as Top"を実行します.



実行後は,以下のように"life_wrapper"が最上位階層となり,"rgb2dvi"も下 位階層に配置されます.



メニュー上の"Run Implementation"をクリックします。
これにより、設計した組込みシステムをFPGAに実装する"論理合成"処理と"配置・配線"処理が実行されます。
問題がなければ,途中以下のウィンドウが表示されますが, "Generate Bitstream"を選択して"OK"を押します.これにより,FPGAへ書き込 むための構成データファイル(ビットストリームファイルという)が作成され ます.




次は、 プログラムの作成 です。
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