合成手順
論理合成は以下の手順で進めていきます。
合成ライブラリの選択
"Target Library" として、"pic_lib" を選択します。
制約条件の設定
論理合成時には様々な設計制約を与えておく必要があります。
- "Wire Model ..."
- "Global Constraints ..."
- "Input Timing ..."
- "Output Timing ..."
- etc ...
今回は PLD が対象でもあり、あまり設計制約を意識することもありません。
取り敢えずデフォルトのままで合成してみます (こんなこと、本当はダメですよ。)。
合成処理
メニューから "Run -> Synthesizer ..." を選択し、"Run Synthesizer
and Optimizer" ウィンドウを表時します。"Generate Schematic" オプション
を on にして "OK"を押し、論理合成を開始してください。論理合成後、
"Display Synthesis Log" を押して、論理合成時のログを確認してください。
合成後の回路の確認
論理合成後、"Synergy Tool Box" というウィンドウが現れます。ここで、
"View Schematic" ボタンを押してください。論理合成後の回路図を見ること
ができます。なお、論理合成後の仮配線遅延シミュレーションおよびPLDデバ
イスへの実装作業は、この回路図を元に行うことになります。
なお、この回路図を使用するためには、"install schematic" を実行しなけれ
ばなりません。"Synergy Tool Box" で "Dest. Lib." の所に書込み先となる
ライブラリを指定し(例では COUNTER) "install schematic" のボタンを押し
ます。以下のような、"install schematic" ウィンドウが現れるので、このま
ま "OK" を押してください。
論理合成は以上で終了です。
合成後の回路をシミュレーションする場合には、"install
schematic" を行った回路図に対してシミュレーションを行ってくださ
い。
合成後の回路をPLDに実装する場合には、"install schematic" を行った回路
図に対してPLDへの実装を
行ってください。
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