Verilog HDLによる暗号ハードウェアのFPGA実装


暗号ハードウェアを実験ボード上のFPGAに実装する。
実験ボードは下図のようなもので、FPGAとしてXilinx社のSpartan-3E XC3S250E-VQ100-4が実装されている。



暗号ハードウェアをFPGAへ実装するためには、 使用するFPGAのベンダであるXilinx社のFPGA設計ツール(ISE)を使用する必要がある。
作業用のディレクトリを作成し、そのディレクトリに移動した後、 ise コマンドにより設計ツールを起動する。
mkdir des
cd des
ise &
iseの実行により、以下のウィンドウが表示される。



"New Project"ボタンを押し、プロジェクトを作成する。



"Name" の所にプロジェクト名となる "vending" を入力し "Next" を押す。



"Project Settings" では、使用するFPGAの型番を指定する。
"Family" を "Spartan3E"
"Device" を "XC3S250E"
"Package" を "VQ100"
"Speed" を "-4"
に設定し "Next" を押し、さらに "Next" を押す。
以下のウィンドウのようになり、プロジェクトが生成された状態になる。



次は、 プロジェクトにVerilog HDLのソースを登録する作業へ進む。
| Back |