動作確認
これまでのステップにより、FPGAに書く込むためのハードウェア情報および
プロセッサ用のソフトウェア情報を作成することができました。
まず、これら2つの情報を合わせて1つの構成情報にまとめます。
XPSの"Platform"タブ内の"Elf Files"->"microblaze_0"->"Imp Executable:"
でマウスの右を押して"Browse..."を選択します。
"File name:" に、SDKで作成した実行プログラムである "life.elf" を設定します。
メニューアイコンの
を押して、
FPGAへ実装する構成データ "download.bit" を生成します。
コンソールメッセージは以下のようになります.
Initializing Memory...
Running Data2Mem with the following command:
data2mem -bm implementation/life_bd -p xc6slx45csg324-2 -bt
implementation/life.bit -bd program/life/Debug/life.elf tag microblaze_0 -o b
implementation/download.bit
Memory Initialization completed successfully.
Done!
もし、この際に、
********************************************************************************
At Local date and time: Mon Apr 11 13:40:07 2011
make -f life.make init_bram started...
make: `init_bram' に対して行うべきこ事はありません.
Done!
のようなメッセージが出る場合には、"implementation" ディレクトリ内の"life.bit"を削除して、
もう一度メニューアイコンの
を押して、FPGAへ実装する構成データ
"download.bit" を再生成します。
それでは、動作確認を行います。
動作確認には実験ボードと,そのホストパソコンを使用します.
先ず,これまでの手順により設計したデータ"download.bit"を,
ホストパソコンにコピーする必要があります.
以下の作業についてはT.A.が行います.指示に従ってください.
次に,実験ボードとコンピュータとの接続を行います。
- 実験ボードの電源スイッチがOFFになっていることを確認して、電源を接続します。
- 実験ボードと液晶モニタとをケーブルで接続します。液晶モニタの電源をONにします。
- 実験ボードの電源スイッチをONにします。電源スイッチ下の緑のLEDが点灯します。
- 実験ボードとパソコンをプロットフォームケーブルUSBで接続します。
ケーブルコネクタ下の緑のLEDが点灯します。
準備ができた後、"iMPACT"というプログラムにより,設計したデータをFPGAに書込みます.
液晶モニタ上でライフゲームは正しく動作したでしょうか?