Xilinx Platform Studio の起動とBase System Builder

Xilinx社製FPGAにおいて、MicroBlazeソフトコアプロセッサを用いる組込みシステムを開発する際には、Xilinx Platform Studo (XPS) を使用します。
以下のコマンドにより XPS を起動します。（$は入力しません．また※以降は説明コメントですので入力しません．）

$ ssh -Y calc1			※ 計算サーバ(calc1～calc4)にログインします．マシン名は別途指定します．
$ source ~kuga/setup/ise147	※ 環境設定します．
$ mkdir life			※ 作業用のディレクトリを作成します．
$ cd life			※ 作業用ディレクトリに移動します．
$ xps &				※ 設計ツールを起動します．

すると、以下のウィンドウが立ち上がります。

"Create New Project Using Base System Builder" を使用して、システムハードウェアの雛形を作成します。左上のBSBアイコン

をクリックします。
"Create New XPS Project Using BSB Wizard" ウィンドウにおいて以下のように設定します．

"Project file" として life と入力，
"Select an Interconnect Type"としてAXI Systemを選択，
"Set project Peripheral Repository Search Path" として
/opt/XILINX/Atlys_BSB_Support_v_3_6/Atlys_BSB_Support_v_3_6/Atlys_AXI_BSB_Support/lib を入力，
入力する際には"Browse..."ボタンを押して"Add Repository Directory to List of Directories"ウィンドウ内でマウスにて選択，

した後，OKを押します。

次は，以下のような"Base System Builder -- AXI flow" ウィンドウが立ち上がります。

以下のように順次システムの構成を設定していきます。

Board: 実験ボードを選択します。
"Create a system for the Following Development Board" を選択して、
- Board Vendor: Digilent
- Board Name: Digilent Spartan-6 Atlys
- Board Revision: C
- Select a System: Single MicroBlaze Processor System
- Optimization Strategy: Area
を選択し Next を押します。
次のウィンドウでは以下の設定を行います。
- Processor Frequency: 75 MHz にします．
- Microblaze_0: Local Memory Size を64 KB にします．
- Select and Configure Peripheral: プロセッサ周辺回路の設定を行います．
  Include Perifherals for microblaze_0 に、 "DIP_Switches_8Bits", "LEDs_8Bits", "Push_Buttons_5Bits" のみが残るように、その他の周辺回路を Remove します(使用しないため)．
  ウィンドウは以下のようになります。正しければ Finish を押します．

BSBの終了後、XPS は以下のようなウィンドウになります。

次は、ビデオモジュールの雛形作成を行います。

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