組込みシステムの雛形作成


Vivadoウィンドウのメニューから "Flow" -> "Create Block Design"を選択し "Design name"を"life"へ変更したのち"OK"を押します.



以下のような"Block Design"タブが作成されます.



"Diagram"タブの所にあるの“+”を押して, あらかじめ用意されているIPモジュールリストを呼び出します.
リストから"MicroBlaze"を探しダブルクリックします.



下図のように "MicroBlase"プロセッサのブロックが表示されます.




次に,"Diagram"タブの所にある"Run Block Automation"を押して, "Run Block Automation"ウィンドウを立ち上げます.



"Local Memory"を64KBに変更してOKを押します.
以下のように"MicroBlase"プロセッサの雛形が作成されます.



次に,入出力としてLED,プッシュスイッチ,スライドスイッチを接続します.
以下のように,"Board"タブを選択し,"GPIO"の所から"5 Push Botton","16 LEDs"および"16 Switches"を順番に,"Diagram"の方へドラッグ&ドロップする ことで,入出力用のGPIO(General Purpose Input Output)モジュールを追加 します.



次に,クロックモジュールの内容を変更します.これは,Microblazeプロセッ サとしては100MHzを使用しますが,画像表示のために75MHzのクロックも必要 とするためです.
下図のように,"clk_wiz_1"モジュールを選択し,マウスの右ボタンをクリッ クし,メニューから"Customize Block..."を選択します.



最初に開く"board"タブ内は,"CLK_IN1"を"sys clock"へ,"EXT_RESET_IN"を"reset"へ変更します.



次に,"Output Clocks"タブ内は以下のように変更します.
・"clk_out1"の"Port Name"を"CLK100"に変更します.
・"clk_out2"のチェックを入れて有効にし,"Port Name"を"CLK75"へ,"Requested"を"75.000"に変更します.
・ウィンドウの下の方の"Reset Type"を"Active Low"に変更します.

以上の変更を行って"OK"を押します.

ブロックデザインウィンドウに戻りますが,クロックモジュールの配線が切れ た状態になります.また,先に追加したGPIOの接続もまだですので,ここで配 線します.

ブロックデザインウィンドウの上部にある"Run Connection Automation"をク リックします.
下図のように,"All Automation"のチェックを全てチェックして"OK"を押します.



下図のように,現段階でのすべての配線が完了します.




次は、 ビデオモジュールの作成 です。
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