論理シミュレーションの概要


回路の入力が終りましたら、その回路が正しく動作するかどうかシミュレーショ ンで確認しましょう。一口にシミュレーションといっても、そのレベルは様々 です。ここでのシミュレーションは論理シミュレーションといい、デバイスへ 実装した際の遅延情報を考慮せず、単に論理的な動作が正しいか否かの確認の みを行います。

シミュレーション過程は以下のように作業して行きます。


シミュレーションは回路全てを記述した後に全てを統合してシミュレーション をかけるのではなく、機能ユニットひとつひとつに対してかけていく方が間違 いを簡単に見つけることができます。

以下のユニットについてシミュレーションをしてみましょう。

シミュレータの詳細な使い方は共通ですから「1ビット加算器」の所のみで説 明します。なお、「1ビット加算器」の所で説明できない部分については、各 項目で必要になった時説明するようにしています。


では シミュレータの起動 から始 めましょう。


| Back | LSI Design Home |

My mail address is kuga@cms.kyutech.ac.jp .
Last modified on .